東京ありがた記

東京ありがた記

Arigataki is written in Tokyo.

金融資産を育てることについて

60歳、資産総額の目標は6,000万円

マネーのことばかり考えていると、たまに面白いアイデアが浮かんでくることがある。

ここで私にとって資産の位置付けを明らかにしておくが、資産とは私以外のもうひとりのお金の稼ぎ手である。

だから人を育てるのと同じように大切に資産を育んでいく必要がある。

最初期の資産は、生まれたばかりの赤ちゃんのように明日の命もしれない限りなく儚い状態だ。

ここでどれだけ守りきることができるかが命運を分かる。

資産を築くための「タネ銭」はここで作られる。

幼少期(500万円〜)の子供が健やかに育っていくように資産も少しずつ育っていく。ただしまだ稼ぐ力はない。

高校生(1,500万円)くらいになるとアルバイトを始めるようにこの頃から稼ぐ力をつけるようになる。とはいえ引き続き育てていくことに変わりはない。

二十歳(2,000万円)を過ぎた頃からようやく少し稼ぎ出すようになる。

三十歳(3,000万円)くらいになるといよいよ稼ぎはじめる。ここでもまだ育てていくことをやめてはいけない。

そして私も資産も還暦(6,000万円)を迎える頃には、私は引退、資産は私の代わりに稼ぎ続けてくれる予定だ。

私の稼ぎよりも資産の稼ぎのほうが大きくなっているはずだからだ。

東京谷中古民家通りにて

ふるカフェ系のインフルエンサー来たる

谷中霊園は山手線の日暮里駅からすぐ近くだ。鶯谷駅のラブホテル街も目と鼻のさきゆえ、お墓越しにホテルのネオンがよく見える。

最近では外国人観光客が多く、彼らが墓場のなかを散策している光景をよく見かける。

春には桜並木が見れるが、ここ数年ソメイヨシノの具合が悪いのか、枝の伐採が進んでいる印象で、かつてのように空を覆いつくすような感じにはなっていない。これは近くにある都内随一の桜の名所である上野公園でも言えることだ。

桜もよいのだが、個人的には上野側に軒を連なる墓参用の花屋の建物群が見どころだと思う。

どの建物も個性的でいちいち造りの趣味がいい。

その中の一軒に重要文化財に指定された建物がある。

最近花屋にカフェが併設されたことで、ある人物の目に止まったらしい。

古カフェ系インフルエンサーのハルさんだ。

ほんとはNHKEテレの番組の人物なのだが、結構長く続いている隠れた人気番組だ。

内容はハルさん(もじゃもじゃ頭の二枚目)が、古民家カフェを訪ねて、建物を内覧して、食事して、カフェにいる人とお話しするということをひたすら繰り返すというものだが、このように毎回様式が定まっているという意味では、こちらも根強い人気がある「孤独のグルメ」にも通じている。

人は様式美(まんねり)に安心感を抱くのかもしれない。

私も様式美が嫌いじゃないので、この古カフェは毎週視聴していたわけだが、いつかくるかもと思っていたらほんとに来た。

放送後、店の前には早速「ハルさん」の看板が設置されていた。

これからこのカフェは激混みになるだろう。

すぐ近くにある谷中銀座もよくテレビで特集されているが、そのたびに何でもないお菓子や定食屋とかに行列ができている。

テレビの影響力はいまだに健在なのだ。

そういえば、谷中銀座あたりの「孤独のグルメ」に出ていた饅頭屋がまだあったはずだ。

ドラマでは、井之頭五郎(五郎)さんが手土産にしていた設定だった。

店の中には今よりだいぶ若い五郎さんの記念写真が飾ってあった。

ハルさんも五郎さんも、演じる役者が元気なうちは番組も続いていくだろう。

人気者ってつらいね。

近畿地方のある場所についてについて

お山にきませんか。かきもあります。

山手線のとある駅の改札を出ると、その広告があった。

ほぼ山並みの風景だけ。

そのなかにポツンとこんな言葉が書かれていた。

お山にきませんか。かきもあります。

一見して旅行の広告なのかなとも思ったが、それにしてもどこかおかしい。

まず風景の画像が荒い。

それに「かき」とは「牡蠣」なのか「柿」なのか、あるいはそれ以外のものをいっているのか不明だ。

通りすがりにちらっと見ただけなのにあの広告のビジュアルが妙に心に刺さっていた。

調べてみると小説の広告らしかった。

それもホラー小説だ。

なるほど。広告を見た時の違和感に納得した。

そして後日実際に読んでみた。

読後の感想は、著者に案内されて連れてこられたところが最終的にものすごくやばいところだったという感覚だった。

そして著者は最後にあるものを用意して読者を救いようのない気分にさせる。

本の裏表紙あたりに袋とじがそれなのだが、私がそれを開封した時にこう思った。

呪われる!

ただならなぬ恐怖を感じた私はすぐに本を手放した。

なので今はもう手元にない。

 

趣味としてのDJをはじめるにあたって

かつての趣味が再起動

きっかけはどこかのカフェで古いレコードプレーヤーが回っていたのを見た時だった。

かかっていた曲もよかった。

次の休日から中古オーディオ屋を見て回るようになった。

いい感じのやつがいくつもあって欲しくなった。

かつて保有していたレコードプレーヤーも大量のレコードもずっと前に売っぱらっていた。

そして思いだした。

レコードって面倒くさいんだった。

現状音楽を聞くだけだったらスマホ経由で十分になっていた。

レコードを再び所有する理由が消えかけていた。

 

Technics SL-1200が突然欲しくなる

それから数日後のこと、ネットで、Technics SL-1200という機種の特集を見かけた。

ターンテーブルと呼ばれるこの機種は、DJ用に改良が重ねられもう40年以上も売れ続けているという。

さらにDJ界隈ではTechnics SL-1200デファクトスタンダードなのだとか。

DJ!

デファクトスタンダード

DJプレイができたら音楽を聞くこと以外の楽しさもありそうだ。

そしてなにより名品好きな私にとってTechnics SL-1200のブランドストーリーはかなりぶっ刺さった。

こうして私のレコードを再び所有する理由が復活した。

それ以来久しぶりに渋谷のレコ屋めぐりをしてみた。

すると試聴機としてTechnics SL-1200が結構おいてあることが多い。

レコード見るよりTechnics SL-1200見たりさわったりしてるほうが楽しかったりする。

とはいえターンテーブルだけではDJプレイはできない。

あとはミキサーとかスピーカーも必要なのだ。

まずミキサーは、Pioneerのやつがいいかなと思ったが実物見たらピンとこなかった。

実物だったらGeminiのミキサーのかわいらしさの方に私は好感が持てた。

そしてスピーカーは、YAMAHAでいこうと思う。実物も上品だったしコスパもいい。

 

最後にいつ買うかということなのだが、

Technics SL-1200は数年前に値上げして今は12万円もする。

だから少しでも安く買いたい。(中古では買わない派)

で、最近知ったのだが、渋谷のタワーレコードでは年に何回かTechnics SL-1200の20%offキャンペーン(しかも送料無料)をやっているそうなので、タワレコのXのアカウントをフォローしてその日を待つばかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜかしてない健康を保つシンプルな習慣

お風呂入ってる?

職場のメンバーが風邪を引いたという。

寒いから体が冷えたのだろう。

お風呂入ってあったまってって言ったら、いつもシャワーだけで済ませあるという。面倒くさいからだという。

風呂に入らないなんてありえない。

あまりにも私の理解を超えた解答だったため、そのあと私は、他のメンバーにも聞いてまわったほどだ。

風呂には入っているか?と。

一次解答はみんな「入ってる」だった。

しかしその人たちの言う「入ってる」はシャワーを浴びることを意味していた。

恐るべきことに毎日湯船に浸かるなんてことはしてないらしい。

むしろ毎日風呂に入っている私のことをセレブ扱いしだす始末だ。

いいかい、風邪っぴきのみなさん。よく聞ききな。毎日湯船にちゃぷんとつかりなよ。すぐに出たらだめ。たら〜っと汗が垂れてくるまで浸かってな。

そしたら風呂から上がってもポカポカ。

そのまま布団に入って寝たら風邪なんて滅多にひかないよ。

悪いことは言わない。毎日黙って湯船にゆっくり浸かろうぜ。

風邪ひきたくなきけどそれでも面倒くさいって?

わかった。

それじゃこれはどうだ。

80年代のころみたいにドリフの加藤茶氏によって週に1回リマインドしてもうってのは?

大谷翔平をフォローしました

大谷翔平が大活躍している時にあんたは何してる?

今年も大谷翔平さんすごかったね。

MVP獲得。

1000億円保証。

ペットの犬種の人気が沸騰。

「日本人として誇りに思う」よね。

それに比べてあんた今年何してた?

どうせろくに成果も何にもあげないまま、年末に至ってんだろ?

当然来年の新NISA設定もしてねーよな。

当たり前だけど、大谷翔平の活躍は大谷翔平のものであって、あんたのものではないからな。

大谷翔平が、あんたの給料あげたり何かしてくれるわけでもないってのに、「日本人として誇りに思う」か。

のんきだなあ。あんた。

大谷翔平がしていることに間違いはない

ほとんどの人は大谷翔平のように活躍できないけど、ひとつだけ大谷翔平のようにできることがあると思う。

大谷翔平はゴミ拾いをすることで知られているけど、何でか知ってる?

人はゴミを捨てることによって運も捨てているらしい。

大谷翔平からしたらその辺に落ちているのはゴミじゃなくて運。

だから拾うんだと。

これさ、今すぐ誰にでもきるよね。

もちろん、あんたにもできるはずだ。

悪いことはいわない。やっとけって。

大谷翔平がやってることに間違いはないだろう?

 

 

 

甲子園の高校野球はいつまで例外扱いなのか?

高校野球の情熱と冷静のあいだに

アートが好きなもので、「日曜美術館」を毎週楽しみにしています。

夕方のサザエさん同様、楽しい日曜日を感じるための環境装置でもあるため視聴を欠かすことはできません。

ある日曜日、いつものように午前9時前にテレビを付けて待っていると、突然どこかの野外施設が映しだされました。

甲子園です。

日本では年に2回、公共放送が高校の部活の全国大会を朝から晩まで何日間もぶっ続けで放送する習慣があります。

さらに高校野球は現実社会とは別のルールが適用されているようです。例えば、熱中症にならないために野外での運動は控えてください。ただし高校野球は除く等。

なぜこんなにも甲子園と高校野球は特別扱いされているのでしょうか。

甲子園ビジネスで食っている人が大勢いるからです。

つまり一大産業化しているわけです。

甲子園ビジネスはこれまでもこれからも雇用を生み出し続けます。

その経済圏で生きている人たちにとって、高校野球が普通の扱いになってしまうことは死活問題です。

今のところ甲子園×高校野球の特別扱いに変化の兆し感じられません。

かつてのプロ野球もそうでした。

30年ほど前までシーズンになるとほぼ毎日、テレビはプロ野球のナイター中継を最優先に放送していました。

あたかも日本人全員が野球がなくては生きていかないと思えるほどでした。

ところが今はそうではありまさん。

たまに放送してるくらいで、野球が好きな人は有料チャンネルで観るといった具合です。

でもなぜ高校野球はそうならないのでしょうか。

日本人の根強い感動ポルノ欲求がそうささているからでしょうか?

高校野球と甲子園ビジネスのこれからについて語らせろ

だからといって高校野球産業がこれからもずっと盤石であり続けるかは疑問です。

言うまでもありませんが、日本は少子化が進んでいますから、高校生の人口も毎年減り続けています。

そして母数の減った高校生が選ぶ部活は野球部だけではありませんから、人口が増えることのない日本において高校野球及び甲子園ビジネスはやがて消滅していく運命にあると思います。

ところで、日曜朝の私のささやかなお楽しみである「日曜日美術館」は、高校野球のため休止となったことはすでにふれましたが、夜の8時に番組を再放送するのです。

しかしたった今、高校野球の試合が長引いたため「日曜美術館」放送休止のテロップが出たところです。

日本人、まだ感動ポルノを見てたいの?

40代の転職がますます逆風になってくる理由がわかりました。

40代の氷河期世代が嫌われるている

職場で新規採用した40代(男)がまた欠勤したという。

知人は私にそう愚痴りました。

話はさらにつづいて、その40代(男)がでっち上げる欠勤理由がまた荒唐無稽過ぎてあきれ果てているとも。

知人は務めている会社で採用を担当しています。同じ採用担当者には20代、30代の女性もいるそうなのですが、彼女たちはこんなことを言ってるというのです。

「40代(男)嫌だ。」

私は以前から、人口は多いのにお金のない人たち=氷河期世代はいずれ若い世代に嫌われていくだろうと予想していたのですが、実はもうすでに嫌われているではありませんか。

でもそれは女性たちの個人的な感想でしょと、簡単に片付けてはなりません。

もしかしたら、40代(男)=ダメというコンセンサスが若い世代に浸透しつつあることを示している可能性があります。

これはとてもまずいことです。

そんなコンセンサスが形成されてしまったら、善良な40代(男)もいっしょくたにされて相手にされなくなるではありませんか!これは風評被害に他なりません。

誇り高き氷河期世代生存戦略

繰り返しますが、氷河期世代(男)は若い世代から嫌われ始めています。

そして我々氷河期世代(男)が今後向くべき方向は上ではなく下の世代です。

下の若い世代のご加護なくして氷河期世代(男)の未来はありません。

つまり若い世代から嫌われないことこそ、我々氷河期世代(男)の生存戦略なのです。

で、嫌われないためにはなにをしたらいいのかというと、

例えば30年前の40代(男)だったら毎日お金を湯水のように使ったドンチャン騒ぎで若い世代をてなづけることができました。

ところが今の40代(男)は金がまったくありません。そして悲しいくらいセコいときてるからもう切れる手持ちのカードがほぼ無いのです。

だとしたら、できることはひとつしかありません。

それは、

若い世代の邪魔をしないこと。

忘れてないでくださいね。

氷河期世代(男)への願いです。

藤井聡太のお茶でわかる監修ビジネスの旨味

棋士藤井聡太さん監修のお茶が発売されたらしい。

コンビニの前を通りかかったときにその広告を見かけました。

藤井聡太さん監修のお茶、売れそうですね。

サントリー伊右衛門を監修したらしいのですが、そのCMをみると藤井聡太氏の「監修」の様子が伺えます。

でも実際はどの程度「監修」に関与したのでしょうか?

もしかしたらこんな感じかしれません。

  1. サントリーの担当者がサンプルを3点ほど用意する。
  2. 藤井聡太さんに試飲してもらう。
  3. サントリー担当者が「勝負の時に飲むとしたら、どれをのみますか?」と藤井聡太さんに質問する。
  4. 藤井聡太さんがサンプルAを選ぶ
  5. 商品決定
  6. CM制作の打ち合わせに入る

監修の定義はよくわかりませんが、日本においてはこんな感じでも「監修」が成立しちゃうぽい。全てにおいてマーケティングが最優先されるのです。

ところで、藤井聡太さん監修のプロダクトは他にもあります。

それが、こちらです。

ニンテンドーSWITCHのゲームソフトです。

この案件はわりと監修に関わってるような気がしますね。なんとなくですが。

商品紹介を見るとゲーム内ではかなり藤井聡太さんの画像が使われている印象です。なかなか監修感が出ていますね。

ここまで取り上げた藤井聡太さんの例は、監修ビジネスのほんの一例です。

世の中にはものすごく多くの監修ビジネスが存在しています。

なんでそんなに多いのでしょうか?

もしかしたら、こんなふうにみんなが得をするからかもしれません。

企業はプロダクトが売れる

有名人は監修料が貰える

消費者はブランドが好き

みなさん、目指すべきは監修ビジネスです。それも監修者になることを目指すべきかと。

タミヤのラジコン、ホットショットのXB探索中

タミヤショップに立ち寄ってわかったホットショットの事実

タミヤのラジコン、ホットショットが突然欲しくなったのは数週間前のこと。

きっかかけは思い出せませんが、調べて見ると、2007年に復刻版が出ているという。ホットショット2が「これじゃない」感じだったのに比べて、ほぼ皆んながイメージするホットショットそのもの。

さらに、タミヤの熟練メカニックが組み立てた完成マシンとプロポ、バッテリーなどがコンパイルされたXB(エキスパートビルド)というのもあるそうな。

私の場合、なぜホットショットがいいのかというと、メチャクチャデザインがカッコいいからです。

日がな一日愛でていたいもはやアート作品に近い位置付けです。

そんなわけで、組み立てのプロセスが省けて、完成度が高いんだったら最高です。

ホットショット手に入れるならXBと決めて訪れたのが、都内にあるタミヤショップでした。

ホットショットの実物サンプルが飾ってないかなとちょっと期待していたのですがありませんでした。代わりにマイティフロッグのサンプルがありました。このマシン、オールドファンにとっては“一発さん“の愛車として知られています。今回数百年ぶりにマイティフロッグを見て「一発さんのやつだ」と思ったことなどを一応綴っておきましょう。

で、結局組み立てホットショットはあったのですが、XBはありませんでした。

だろうなと思っていたので別に残念とは思いませんでしたが、せっかくきたのでいつ頃入荷するのかお店の人に聞いてみることに。

入荷の時期を尋ねるとお店の人は、ものすごい勢いで台帳の束をめくりまくり一生懸命調べてくれました。

そして結果は「入荷未定」とのこと。

さらに去年の12月から入荷してないことも明らかになりました。

というわけで、

「ホットショットXBを見つけたら即買い」

これが結論です。