こんまりの成功は必然といえるワケ
「奥さんにするなら日本の女性」
こんな言葉を一度は聞いたことが有りませんか?
ほとんどの人はそれは昔の話だと思っているようですが、実はこれ、現在の話でもあるのです。
「こんまり」こと近藤麻理恵さんは現在世界で一番有名な日本人女性です。
そしていまのアメリカ人が日本女性に対して抱く典型的なイメージは「こんまり」だというのです。
いつも綺麗、趣味が良く、頭も良い。家でもいろいろなハックを発揮する。
こんまりさんの活躍によって日本女性のイメージはアップグレードされていたのです。
以前から世界で一番優秀なのは日本の女性であると確信していました。
もちろん日本の男性も優秀であることに違いはないのですが、それは日本女性の優秀さの上に成り立っているように思えてなりません。
つまり日本の女性が優秀だから男性も優秀という関係で、その逆は成り立たないのです。
日本の女性は社会というマクロの環境においては「女は男を立てるもの」という古来から根強く残っている価値観に影響されています。
さらにミクロの女性コミュニティにおいても彼女たちは好むと好まざるに関わらず、微妙な誤差の範囲でマウントを取り合う不毛な戦いに巻き込まれているように映ります。
こんまりが証明した日本の「女子力」の価値
さて、こんまりも日本で生まれて、日本の学校の教育を受け、日本の風習の中で生活してきたふつうの日本人女性だったはずです。
ところが片付けることに関しては常軌を逸した情熱を持ってたのです。
本人曰く「片付けのヘンタイ」 であり、筋金入りの片付けガールです。
片付けや整理整頓というのは日本人にとって馴染みのある価値観です。
それを遂行するための独自のルールが彼女にはありました。
すなわち、「ときめくかときめかないかで片付ける(捨てる)」ことを決めたのです。
片付けのヘンタイがたどり着いた前人未到の境地です。
このコンセプトをまとめたこんまりの著書『人生がときめく片付けの魔法』が数年前に売れまくりました。『人生がときめく片付けの魔法』をamazonで調べる
断捨離とかいう言葉も流行った頃のことです。
それからさらに数年後のこと、彼女は片付けと整理整頓の価値観を米国の地で根付かせることに成功。
それは結果的に日本人女性の競争力の高さをグローバルに発信しているとも言えます。
こんまりさんの成功のいきさつについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
こんまりの片付けを学ぶべきは日本の男たち
片付けや整理整頓に興味がないからといって「こんまり本」をスルーしていませんか?
この記事では「こんまり」を通じて日本女性の海外における競争力の高さについて論じてきました。
しかし日本の男性は、女性の優秀さをしっかりと認識できているのでしょうか?
「こんまり本」には、 いつも綺麗、趣味が良く、頭も良い。家でもいろいろなハックを発揮する。
日本の女性の「女子力」が披露されています。
しかし残念ながらここ日本においては、はその力が単に日本男性を甘やかせる状態になっています。
例えば、野球部とかサッカー部の女子マネだったり、お菓子工場のパートさんとしてほとんど無償に近い形で浪費されているのです。
日本の男性が仕事以外の生活能力に欠ける(最近では仕事能力ですら)といわれているのは、この女性にどっぷり依存する構造が未だに温存されていてるからだと思っています。
日本の男性はすぐに反省するべきでしょう。
そして『人生がときめく片付けの魔法』を読んで彼女たちに敬意を払うべきでしょう。『人生がときめく片付けの魔法』をamazonで調べる
日本の女性のその力は日本をいい方向へ導いてくれる可能性を秘めているように感じます。
男性ができることはあまりありません。
あるとしたら決して女性の邪魔をしないこと。
ただそれだけでは?