コカコーラが大好きな、ありがた記管理人です。
ウォーレンバフェットもコカコーラ好きとして有名ですが、投資家としてもコカコーラのような永続的競争優位性のある企業が大好きなのです。
財務諸表、合言葉は「一貫性」
永続的競争優位性のある企業を探す事は一貫性を見つけるゲームに参加することだよ。
ウォーレンバフェットはそう言います。
コカコーラの10年分の財務諸表から永続的競争優位性を見える化していきましょう。
損益計算書の一貫性
売上はざっと。経費はじっくり。
売上高に占める売上原価が低いことはいいことだよ。
永続的競争優位性のある企業は粗利益率が一貫して高いよ。
販売管理費は粗利益に対して一貫して低いことが望ましいよ。
多額の研究開発費を要する企業は先天的に競争優位性に欠陥を内包しているよ。
売上高に対する現実的なコスト。永続的競争優位性のある企業は粗利益に対して一貫して低い傾向にあるよ。
営業利益に占める支払い利息比率が低い企業は永続的競争優位性の可能性が高いよ。
永続的競争優位性のある企業は売上に占める純利益の割合が高い傾向にあって、純利益が右肩上がりで推移しているか、多少平坦でも長期的に上昇トレンドであることが重要だよ。
一株利益は株数の増減で上下するので注意してね。
バランスシートの一貫性
流動資産(運転資産)のサイクルは 現金→棚卸資産→売掛金→現金。こうしてお金は生み出されるからね。
流動比率で企業の優劣を見分けることはできないからね。
永続的競争優位性のある企業は大量の現金を保有しておきながら借入金がゼロに等しいからね 。
棚卸資産は純利益とともに増加するからね。
売上に占める売掛金の割合が低い企業は、取引の条件を妥協することなく有利にビジネスを進めれるからね 。
土地及び生産設備が少ない企業は競い合う参加料として莫大な資金を注ぎ込まなくすむ状況をつくってるからね
変更の必要のない製品を一貫して生産し続けることは一貫して収益を上げることに等しいからね 。
自社内で構築された無形資産をチェックしてこそ超リッチの道が開かれるからね。
総資本の高さは参入障壁になり得るからね。
あまりにも高い総資産利益率は競争優位性の脆弱さを表している場合があるからね
永続的競争優位性のある企業は一貫して長期借入金がゼロに等しいからね 。
優良なビジネスは流動性クッションを必要としないからね。
取得した株式以外は負債に計上されるからね 。
判断材料にならないからね。
永続的競争優位性のある企業は、純資産(内部保留)を自社株買に注ぎ込む結果、負債比率が見かけ上増加しているからね。
私たちが探し求める企業は自己株式調整済み負債比率0.8%以下だからね。
競争優位性のある企業は可能な限りあるコストの高い優先株の発行を控える傾向があるからね。
内部保留の確実かつ長期的増加は永続的競争優位性のある企業の特徴だからね。
内部保留に回せる純利益が多いほど内部保留の累積学がふくらみ将来の収益成長率を向上させるからね。
自己株式の存在は企業が豊富なキャッシュを持っている証だからね。
株主資本利益率が高ければいってよし。
ROEの高さが金融工学的操作によるものか経済性の結果なのかを次の式で確かめないときけないよ。
純利益/(純資産+自己株式)
あまりにも収益力の高い企業は内部保留の必要がないため利益を全て株主に還元できるよ。その場合B/S上では債務超過が発生することもあるからね。
キャッシュフロー計算書の一貫性
永続的競争優位性のある企業は資本的支出が低くなる傾向があるからね。
年間の資本的支出が一貫して純利益の25%以下なら永続的競争優位性の可能性が高いよ。
配当アップと自社株買を続けている企業こそが株主を富ませるからね。