東京ありがた記

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もしもウォーレンバフェットが、こんまりの『人生がときめく片付けの魔法』を読むだら

片付けのカリスマ、こんまりの稼ぎ力

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ステイホームもこんまり流
「ときめく」在宅勤務に

引用元: ウォール・ストリート・ジャーナル日本版

こんまりさんは今では「世界で最も影響のある100人」のひとりです。

著書において提唱したメソッドは斬新でした。

全ての判断基準はただひとつ。

「ときめくか、ときめかないか」

そのメソッドは日本だけでなく米国でも受け入れられていることは知っていました。

こんまりさんの米国での成功は金を払ってでも片付けをしたい人が大勢いたという事実を意味しています。

つまり片付けは金になるスキルだったのです。

片付けが得意な人は世の中にたくさんいるはずです。

片付け上手の人たちにとってはチャンス到来!?

一瞬そんなふうに思ってしまいましたが本当にそうなのでしょうか?

こんまりさんのようにお金を稼ぐことができるのでしょうか?

ウォーレンバフェットとこんまりの成功の共通点とは?

こんまりの競争優位性は盤石です。

彼女は人生のかなり早い時点から自分の資質に気付き、稼働させ、磨きをかけてきました。

ウォーレンバフェットは成功するビジネスの条件として次のことを挙げています。

「あなたの情熱を見つけること」
「他の人の考えを気にしないこと」
「競争上の優位性を持つこと」

ウォーレンバフェットの教えになぞらえれば、我らがこんまりはこれらの条件をすべて兼ね備えていることがわかります。

  1.  片付けに尋常じゃない情熱を注いだ。
  2. 他人の考えには脇目も振らずひたすら片付けに没頭した。
  3. 片付けコンサルとして市場を創造し圧倒的な競争優位性で君臨している。

これが彼女が成功に至った道順です。

 

ウォーレンバフェットもときめく投資

さて、現在ウォールストリートジャーナル(WSJ)にも記事が載るくらい米国での知名度が高まっているこんまりさん。

そしてバフェットさんは毎日新聞を精読することを日課としています。

だとしたら、WSJに載っていた「こんまり記事」にも目を通している可能性は高いはずです。

(ここから先は、私のささやかな妄想です。)

ある日いつもの通りオフィスでWSJに目を通すバフェットさん。

くだんの記事が目に止まります。

しばらくして執務室の電話を手に取るバフェットさん。

事務員がすぐに応答しました。

それから数日後、バフェットさんはあるリストを眺めていました。

  • AAPL
  • BAC
  • KO
  • AXP
  • KHC
  • VZ
  • MCO
  • USB     etc.

それははティッカーシンボル呼ばれるもので記されていますが、バークシャーハザウェイ社のポートフォリオ、つまりバフェットさんの投資先企業の一覧に他なりません。

バフェットさんはこれから何をしようとしているのでしょうか?

デスクの傍には読み終えたばかりの本が一冊置いてあります。

『The Life-Changing Magic of Tidying Up』すなわち『片付けの魔法』の英訳本です。「片付けの魔法」の英訳本をamazonで調べる

 

ウォーレンバフェットに近い事務員の話によると、その日ボスの執務室から「Spark Joy(=ときめき)」というつぶやきが聞こえたとか聞こえなかったとか。

※完全にフィクションです。念のため。