お金が大好きな、ありがた記の管理人です。
【絶対に負けられない投資がそこにはあるシリーズ】のお時間です。
第三回目は、鎌倉投信の看板ファンド、『結い2101』を紹介します。
ちなみに、「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」や「SBI・V・S&P500インデックスファンド」など他のおすすめ投信はこちらからどうぞ。
結い2101の直近1年のリターンは13%
純資産総額 : 49,150百万円
信託報酬(税込): 1.10%
※2021年8月現在のデータです
鎌倉投信との出会いから別れまで
鎌倉投信はその名の通り鎌倉に拠点を置くファンドです。
2014年の春に、私は鎌倉投信のセミナーに参加するため、鎌倉まで赴きました。
JR鎌倉駅から鶴岡八幡宮の前を通り過ぎてしばらく歩くと山の中の農村のような地域に入っていきます。
作業着を着たおじさんが伸び放題に伸びた草を一生懸命に刈っています。
もうそろそろ着きそうだなと思っていると近くに古民家がみえてきました。
そして目指す鎌倉投信本社はまさにの古民家でした。
玄関には鎌倉投信と書かれた木の表札が掲げられています。
古民家ですから当然靴を脱いで上がります。
広間には本棚があり、あのウォーレンバフェットの師と言われるベンジャミングレアムの古典『証券分析』も置かれていました。
やっぱりプロも読んでいるんだ!と妙に感心してる間にセミナーが始まりました。
最初は鎌倉投信の社長の挨拶からだったのですが、登場したのはついさっき近くで草刈りをしていたおじさんだったのには驚きました。
次いでファンドマネージャーのお話では、日本は課題先進国であること、鎌倉投信が定義するいい会社とは即ち課題解決企業だとしています。
また、『結い2101』のパフォーマンスについては、リターン、リスクともに10%を目標に年率5%以上のリターンを目指すということでしたが、上記のグラフを見る限り、概ね達成していると言えます。
最後に私は個人的に買っている投資信託はあるのかという、今思えば不躾な質問をしてしまったものですが、超一流のファンドマネージャーは全財産を『結い2101』で運用していると答えてくれました。
セミナーを終え鎌倉駅に戻る途中にあった鎌倉ニュージャーマンで名物のかまくらカスターを買って帰りました。
後日自宅にふで封書が届きました。
それは鎌倉投信からの口座開設書類だったのですが封書の表面には筆のような筆跡で私の住所と氏名が書かれており、まるで果し状のようでした。
正直に言うと私は既に『結い2101』からは完全撤退しています。
その理由は単に私が日本株なんてダサくてダサくてどうしょうもないと勝手に思ってしまったからです。
でも、ほとんどの人はそんなこと思ってないだろうし、実際鎌倉投信は今でも多くのファンから愛され続けています。
ただ私だけが変なのです。