東京ありがた記

東京ありがた記

Arigataki is written in Tokyo.

仕事ができる人とは?

報告、連絡、相談。お仕事でよく使われるスローガン「ほうれんそう」です。

そしてもうひとつ「こまつな」というのがあることはご存知でしたか?

「困ったら、使えるやつに、投げる」を意味しています。

「ほうれんそう」が日本の働き方の理想形だとしたら「こまつな」は実情でしょう。このことは仕事の場面だけにとどまりません。例えば神様、仏様、何々様の他力本願マインド。

 

毎月お金が入ってくる状態だと自分と向き合う

頭の中に消しゴムがあったとする。消しゴムだから何かを消すとする。何を消すかは人それぞれだけど、私はまずウソを消したい。

 消しゴムリスト

  • 金儲け
  • 仕事
  • 神頼み

お金儲けに走りだすとお金儲けとは逆のことがよく起こる。お金を儲けというパワーワードにつられて丸腰で参入してしまうからだ。その場合世の中にあるお金儲けマーケットの餌食になる可能性が高い。仕事から一定期間離れてみると、仕事はみんなの暇つぶしなのではないだろうかと思った。まるで穴を掘って穴を埋めてるだけみたいな。

神頼みも最近では巨大なマーケットができている。人はお賽銭やおみくじには簡単にお金を支払う。何かを期待しているか、それともただの様式美か。 

消したあとには書き加えたいこともある。それは事実だ。

書き加えるリスト

  • 投資
  • 節税
  • 努力

世の中はあらゆるお金儲け案件に溢れている。その思想は一攫千金が前提である。一方で貯金という様式美を範とする価値観の影響もものすごく根強い。両極端に思えるけどどちらも資産を作るためというよりも手段自体が目的化してしまってるようにも感じる。資産をつくる最も強い武器は時間と複利だ。この事実は一攫千金の夢と社会的規範の幻想の中に埋もれている。親が教えること、学校で習うこと、政府の指針に入っていない。私たちはみんな豊かになることを望んでいるのになぜだ? 

私たちがふつうに稼いだお金のいくらかは税金として流出している。年収がいくらだろうが株でいくら儲けようが、貯金の利子ですら受け取るお金は税引き後の金だ。お金儲けどころではない。しかし税金は取り戻すこができる。これからは節税のリテラシーが重要だ。資産を守り増やすことが私たちの大切な仕事になるだろう。

巷の占いなどで占うと、自分の性格が客観的にいい表されていておもしろい。自分の性格は意外と知っているようで知らないものなのだ。うまくいっていない場合とうまくいっている場合はどちらもたいてい自分の性格がそうさせているように思う。物事がうまくいくいかないかは自分の性格に合っているか合っていないかの問題なんだろうと思う。だとしたらまずは自分の性格をよく知って、そんな自分がこれまで勝てていた場所、これからも勝ち続けるこができる場所を見つけられたら最高だ。私の場合何事もストレスフリーでいたい。数々の失敗を重ねてやっと自覚した自分の性格だ。私の性格を良き方向に進めるためには一番初めの初期設定が何よりも大切になる。それさえできればあとは自動的に勝ち進んでいく。はじめに少しの努力が必要だがこんな努力なら好きだ。世の中の伝統的な努力とは違うから。《おわり》