東京ありがた記

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Arigataki is written in Tokyo.

FIREしたい仕事が嫌な人はお金持ちになぜなれない?

経済的独立&早期引退を目指すFIREという言葉が流行っているようですが、実践となるとそう簡単にできるような案件ではなさそうです。

なぜならFIREにはお金持ちになりたい人の意思を試す試練がいくつかあるからです。

これができないとお金持ちになれない?

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経済的独立&早期引退を目指すFIREという言葉が流行っているようですが、実践となるとそう簡単にできるような案件ではなさそうです。

なぜならFIREにはお金持ちになりたい人の意思を試す試練がいくつかあるからです。

今このFIREという言葉自体は流行っているようですが、実践となるとそう簡単にできるような案件ではなさそうです。

なぜならFIREにはお金持ちになりたい人の意思を試す試練がいくつかあるからです。

ひとつは、

すぐにお金持ちになれないこと。

かつてウォーレンバフェットさんは人々が投資で失敗する理由を次の発言で明らかにしています。

 ゆっくり金持ちになりたいなんて思うやつはいない、みんな早く金持ちになりたいんだから 

もうひとつの試練は、

自分との向き合いです。

私たちは自分と向き合うことを避けています。

なぜならそれがすごく苦痛だと分かっているからです。

自分と向き合うくらいなら嫌いな仕事をしている方がマシだと本気で思っています。

お金の流れを知らずにお金持ちになろうなんて。

FIREの実践で自分と向き合う場合、それは支出の洗い出しの場面になります。

お金の流れは自分の生活様式を表しています。

FIREではまず支出の完全なる把握から始めなくてはなりません。

ここがすべての起点となります。

徹底して精査すべきです。

私の場合、例えば家賃と通信費に対して減価償却費という考え方。

どういうことかというと2年に一回支払う更新料を減価償却費として毎月の家賃に加えています。

同じようにだいたい3年で買い換えるiPhoneの購入代金も毎月の通信費に加えています。

そうすることで数年に一度の大きな出費も予め毎月の支出に組み込むことができるわけです。

さて、支出の次は資本とする目標金額の設定です。

FIREでは毎月の支出額×25年分としています。

毎月支出額が25万円の場合、年間支出額が300万円、25年分だと7,500万円も用意しろと言っています。

途方もない数字がでてきました。

どう考えてもそう簡単に用意できる額ではありません。

FIRE諦めようかなと思ってしまう瞬間です。

しかし、物事にはどこかに「サードドア」があるものです。

そして私は発見しました。

このFIRE案件の「サードドア」、それは年金です。

FIREを達成を近づける「ベーシックインカム戦略」

なぜ多くの人は年金に対して悲観的なのでしょうか?

それは年金暮しという前提が揺れているからでしょう。

私たちはそろそろ年金の役割が変わってきていることに気づくべきです。

つまりこれからの年金とは、不労所得でありベーシックインカムになるものです。

FIREではまず支出の洗い出しが必要だと述べました。

ここで年金ベーシックインカムを加味した支出を確認してみましょう。

年金ベーシックインカム額15万円として、支出額25万円から差し引くと実質支出が10万円まで圧縮されます。

この場合の年間支出は120万円、25年分だと3,000万円です。

年金を考慮しなかった場合と比べて4,500万円も減っています。

60%引きです。

年金システムの将来を悲観しても人生は一歩も前に進みません。

将来のベーシックインカムはいくらもらえるのか?

それを知れば人生は前に進んでいきます。

 まずはFIREブームの火付け役となったこちらのベストセラーを読むんでFIREデビューしてみては?