東京ありがた記

東京ありがた記

Arigataki is written in Tokyo.

給付金、次こそ最速でもらう話をしよう

面倒くさいを突破する、なんでもゲーム化戦略

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人生はRPG

いつくるかと指折り待っていた役所からの封筒。

でもいざ届いてみると安心しちゃうんですかねぇ。

そのうちやろうなんていうなまけ心がついつい出てきちゃって、ろくに中身も見ずに平気で放置してるんですから困ったものです

「あしたやろうは馬鹿野郎」なんて言葉があるくらいですから、人は昔からの面倒くさがりだったんですね。

で、面倒くさいことは大嫌いなはずの私たちですが、実は損することも同じくらい大嫌いなんです。

面倒くさいからといって放置していたのでは、お金がいつまでたってももらえずに大損してしまいます。

ええ、私もこれまで随分とこの面倒くさいけどやらなきゃ問題に苛まれてきました。

苦節数十年、やっと有効な手段を発見しました。

今後面倒くさいことに対処しなきゃならなくなった時はこうしましょう。

何でもスマホアプリのゲームのようにミッション化してひとつづつクリアしていきます。

そうしたら案外ストレスなくゴールに辿り着くことができます。

報酬は現金 4つのミッションをクリアしょう

自宅に書類が届いてから、最終的に現金が私たちの口座に振り込まれるまでの工程は4段階に分けることができます。

つまりミッションはたった4つだけです。

ではいよいよ今回のミッションの発表です。

Mission #1 
 
大至急開封せよ!
 

まず封筒を開封しなければならないのは誰でも分かっているはずです。

ところが不思議なことになかなか開封しようとしない人って一定数います。

ここで出遅れてはダメ。

届いたら大至急開封が鉄則。

開封の儀"ともいいます

 Mission #2
 
読解せよ!
 

まずは、開封おめでとうございます。

早速複数枚の書類が出できたことと思います。

ここから次のミッションの始まりです。

書類に何を記入するかを理解するために地味に頭を使わなければなりません。

無防備でいたところをいきなり読解能力を問われる状況に追い込まれ、一定数の人は脱落(後回し)していくことになります。

このミッションは前半の山場です。

"読解テスト"のために、あらかじめ集中できる時間と場所を確保しておきましょう。

 Mission #3
 
転記と捺印せよ!
 

地味な地味なミッションはまだまだつづきます。

書類は現金振り込み先の口座番号を書けといっています。

自分の口座番号を覚えている人は別ですが、ほとんどの人は通帳かカードに書かれている番号を見ながら書類に転記する手間がいります。

そして最後にハンコをぐりぐりと捺印します。

普段から通帳やらハンコやらの置き場所が定まっていないとこんな些細な作業すらスムーズに行うことができません。

それどころか探す手間に嫌気がさして脱落リスクの要因にもなり得ます。

つまり普段の整理整頓習慣が問われているミッションなのです。

Mission #4
 
転記と捺印せよ!
 

さてこれで一応書類の用意は終わりました。

ちょっとした達成感も味わえるかもしれません。

ここでらしっかりと味わっておくべきだ。

しかし私たちはウサギのようにゴール目前で立ち止まってはいけません。

まだ真のゴールにたどり着いていないという事実はウサギもカメも同じです。

だからすぐに記入した書類を同封された封筒に入れましょう。

気の利いた人なら宛先の“宛“に線を引いて“御中“と書き加えてもよいでしょう。

そしてそのまま最寄りの郵便ポストに行って欲しいのです。

「何かのついでの時にでも」などとうっかり思ってしまったらダメです。

これまでの努力を全部ドブに捨てることになります。

大至急家を飛び出すべきです。

そして郵便ポストに投函してくどさい。

“カサッ“と着地した音が聞こえたなら、こそが真のゴールの瞬間です。

欲しいから、もらう。

お金が欲しいと思うのであれば私たちができることはただひとつ。

書類が届き次第大至急返送するということだけ。

それはこの一連のプロセスの中で私たちが唯一自分の意思でコントロールできることです。

それをすでにやり遂げた私たちにとってはきっと素晴らしい成功体験になるでしょう。