東京ありがた記

東京ありがた記

Arigataki is written in Tokyo.

ミッシェルガンエレファントよ、ありがとう

 

ミッシェルガンエレファントが解散後も圧倒的にモテ続ける理由

90年代当時からミッシェルは人気がありましたが、女子にもめちゃくちゃ人気があったことを覚えています。

つまり女子に凄くモテたバンドだったわけです。

ライブ会場でも女子の含有率がかなり高かった印象です。

ミッシェルのライブ体験記をこちらに詳しく綴っていますが、そこは健康な男子ですら生命の保障がない危険な修羅場。

そんな過酷な環境にも関わらず果敢に臨む女子たちを私は数限りなく目撃してきました。

中にはカップルもいて、たいていの場合まるでシェルターのように背後でガッチリと彼氏たちにガードしもらいながら彼女らはライブを心から楽しんでいるようでした。

さて、熱心なロックキッズの間では名の知れていたミッシェルですが、3rdアルバム『チキンゾンビーズ以降、急激にメジャーになっていきます。

女性ファンもそのタイミングで激増しているはずです。

それは当時の人気音楽番組『HEY! HEY! HEY!』に出演したことも影響しているかもしれません。

彼女たちは毎週楽しみにしている『HEY! HEY! HEY!』で初めてミッシェルを目撃しました。

そのヤクザな雰囲気がかっこよく映ったのでしょう。

そして間もなく女子の中で「ミッシェル=おしゃれ」というコンセンサスができあがりました。

このように女子たちはミッシェルをまずはファッション的に受け入れたのかもしれません。

しかし自宅や通勤通学の時に繰り返しミッシェルの曲を聴いていくうちにやがて本当にミッシェルを愛していってしまったのだと思います。

それが現在までつづくミッシェルのモテの系譜です。(ほんとかよ?)

ミッシェルガンエレファントの『チキンゾンビーズ』ほんとにあったいい話

ミッシェルは常にCD盤とアナログ盤の両方で新作を出していました。

その中でも注目すべきは『チキン・ゾンビーズ』のアナログ版のアートワークです。
赤いアメフトのヘルメットを被っているメンバー四人のバストショット。

ヘルメットにはそれぞれアルファベットが1文字ずつ書かれているのがわかります。

左から「F」「U」「C」「K」という並びでした。

当時このジャケ写がどでかい看板になって都内の駅内に掲げられいたのです。

しかしよくみるとヘルメットの文字にある微調整が施されていました。

どんなふうになっていたかというと左から、

「R」「O」「C」「K」という具合。

わかりますよね?

この対応はほんとに見事ですよ。

今から考えてもなんてロックな落とし所を思いついたものだと。

関係者各位の対応に感心せずにはいられません。

ミッシェルガンエレファントが好きなだけでオールOK

 

最後に唐突ですが、これまで私たちの世代は上の世代の価値観を踏襲してきました。

理由はただひとつ。

みんながそうしてたからに他なりません。

そして下の世代にもその価値観を踏襲せよと無言の圧をかけているような気がします。

自分と同世代を含む上の世代から今さら何を学べというのでしょうか?

オワコン世代にもはや優位性はありません。

これからの私たちが見るべき方向は常に若い世代の動向です。

若い世代とのフラットなコミュニケーションがたいせつだよっていう話です。

そしてフラットなコミュニケーションには欠かせないものといえば共通言語です。

すでに述べたようにミッシェルは90年代の世代だけでなく今の若い世代にもファンが多くいるバンドです。

つまりミッシェルが共通言語の役割を果たして世代間を突破したフラットなコミュニケーションがとれるようになるのです。

それはただミッシェルが好きという理由だけでOKなんです。

嗚呼、なんて素晴らしい。

『東京物語』今を生きる氷河期世代のための鑑賞法

小津映画が大好きな、ありがた記管理人(氷河期世代)です。

「今を生きる氷河期世代のための小津映画鑑賞法シリーズ」のお時間です。

第二回目は、『東京物語』(1953)です。

初回では小津映画にでてくる昭和の男たちの幼児性について言及しました。

≫『秋刀魚の味』今を生きる氷河期世代のための鑑賞法

それは長年女性たちを苦しめてきたもので、氷河期世代の私たちも知らぬ間に引き継いでいたのでした。

本シリーズは、すでに政府から見放されたうえに将来女性はもちろん若者にも嫌われたらもう後のない氷河期世代男たちのための生存戦略を探っていくことを目的にしています。

東京物語』から『ローマの休日』へ

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サヨナラ、東京の男たち

前回のようにダメな例ばっかりを紹介してもアレなので、今回は大人の振る舞いの好例に触れることで幼児性からの脱却を目指していきましょう。

そして『東京物語』を観るのですが、はるばる東京見物にやってきた笠智衆夫婦の受難が心配すぎて大人の振る舞いを見つけるどころではありませんでした。

≫『東京物語』をamazonで調べる

ところで『東京物語』とまったく同じ年にあの『ローマの休日』も公開されています

日本と米国でそれぞれ違う国の映画ですが、同じ年の作品だけあって原節子やオードリー ヘプバーンの衣装の雰囲気が似ています。

オードリーヘップバーンが演じるどこかの国の王女さまはローマで、

原節子が演じる会社勤めの戦争未亡人は東京で過ごすそれぞれの休日が描かれています。

さて、話をもとに戻すと私たちの目的は、小津安二郎が示す「大人」になるための手がかりを手に入れることでした。

それは、 大人の素養を併せ持つことであり、主に以下の素養が該当します。

  • 甘えない
  • 威張らない
  • 親切に
  • 正直に
  • はつらつと

 結局私たちが目指す男は『東京』にはいませんでした。

しかし、やはりというべきか、『ローマ』にはおりました!

今度『ローマの休日』を観るときはオードリーヘップバーンの相手をするグレゴリーペックに注目してみましょう。

大人の素養リストを片手にグレゴリーペックの言動を最後の最後まで観察してコツをつかみましょう。

その他大勢の氷河期世代の男から一歩抜きん出れるかも(?)

にくいぜ!グレゴリーペック!≫『ローマの休日』をamazonで調べる

 

『秋刀魚の味』今を生きる氷河期世代のための鑑賞法

 小津映画が大好きな、ありがた記管理人(氷河期世代)です。

「今を生きる氷河期世代のための小津映画鑑賞法シリーズ」のお時間です。

第一回目は、秋刀魚の味(1962)です。

まずはじめにこの記事はこちらのコラムに触発されて書いたものです。

≫【内田樹】小津安二郎が男たちに送る「大人になれよ」というひそかなメッセージ

これによると、 小津安二郎は『秋刀魚の味』で日本の男たちの幼児性を容赦なく描いている といいます。

さらに、 女性たちは男たちの幼児性の犠牲者だ と怖ろしい考察をしています。

私はどきっとしました。

なぜって、私も日本の男だからです。

 『秋刀魚の味』の男たちを見習うな

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サヨナラ、昭和の男たち

小津安二郎が描く男たちの幼児性とはどういうものなのでしょうか?

さっそく『秋刀魚の味』の男たちを見ていきましょう。

  1. 料亭の女将にセクハラ発言をしてからかう
  2. 学歴、勤務先マウンティング
  3. 妙齢の娘に対して唐突に結婚話を切り込む
  4. ゴルフクラブを買うのを妻に反対されて拗ねて黙り込む
  5. 正気を失うまで酒を呑む

一見どれもこれも昭和の男たちのあるあるのように思えますが、今でも周りにこんな人いません?(私はよく拗ねて黙り込みます)

いますよね!?

つまり、日本の男たちの幼児性は『秋刀魚の味』の頃から(あるいはもっとずっと前から)温存され再生産され続けているんですよ。

そしてついにパンデミック下において、日本の男たちの幼児性もパンデミックしちゃってます。

すでに老年期の男たちはうまく逃げ切れるでしょう。

しかし私たち氷河期世代はそうはいきません。

このまま幼児性を抱えたまま老人になってしまったら、女性だけでなく若者も犠牲者にしてしまうかもしれません。

秋刀魚の味』の"ひょうたん案件"

ありがたいことに、小津安二郎は日本の男たちが「大人」になるための手がかりも示してくれているみたいです。

それは、 大人の素養を併せ持つこだ と。

それがこちらです。

  1. 甘えない
  2. 威張らない
  3. 親切に
  4. 正直に
  5. はつらつと

秋刀魚の味』では、それらの一部がが見て取れるシーンも少しだけありますので、紹介しましょう。

男たちは同窓会で元教師(ひょうたん)をもてなします。

ひょうたんはあだ名ですが、本人の前ではちゃんと先生と呼んで敬意をもって接しています。

それで気分をよくしたひょうたんは、前後不覚になるまで泥酔します。

帰る方向がいっしょだった男のひとりがひょうたんをわざわざ家まで送り届けます。

そしてひょうたんの自宅での出来事がその後の物語を動かすトリガーになるのですが、この時はひょうたんの無事を確認してから辞去します。

後日ひょうたんの生活を憐れんだ男たちはひょうたんにお金を渡ことにしたのです。

ひょうたんの自尊心を傷つけまいという配慮も忘れていませんでした。

まあ、あの時代だったらそれでよかったのでしょう。

しかし氷河期世代は、このような振る舞いを目上の人だけではなく、若い世代にもできなくてはなりません。

ただでさえ政府にとっては冷や飯を喰わしておいてもいいことになっている氷河期世代が、さらに若い世代からも相手にされなくなるというのはとてもまずいことです。

もはや女性や若い世代から嫌われないことは氷河期世代の男たちの生存戦略です。

本シリーズはそんな問題意識が根底にあります。

合言葉は、先達の振り見て我振り直せ。

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今を生きる氷河期世代のための『小津安二郎の名言』鑑賞法

 小津映画が大好きな、ありがた記管理人(氷河期世代)です。

「今を生きる氷河期世代のための小津映画鑑賞法シリーズ」のお時間です。

本シリーズは、もう後のない氷河期世代生存戦略を探っていくことを目的にしています。

これまでの回では、悪い例、良い例を過去の名作から紹介してきました。

でも、ふとこんなことを思う人もいるのではないでしょうか。

「で、小津安二郎本人はどうなのよ?」

うなぎと小津安二郎

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うなぎ屋のある風景、小津映画のひとコマより

昭和の映画界の片隅で起こったとされるぼれ話をひとつ。

ある日、当時の銀幕のスター宅に小津安二郎が訪れていました。

昼時になるとスターの奥さんは近所のうなぎ屋までうなぎを食べにいこうと提案します

小津安二郎が無類のうなぎ好きだということは有名だったからです。

ところが彼ははこの提案をバッサリと切って捨てます。

そのへんのうなぎじゃダメだ

うなぎは当時も今も贅沢なものに変わりがありません。

しかもいくら近所だからといって、スターが住まうエリアに店を構えるうなぎ屋です。しかも小津安二郎を接待するわけですから、いくらなんでもそのへんのうなぎではないはずです。

スターの奥さんもぶったまげたことでしょう。

これだけきくと、幼児性を丸出しにして女性を苦しめるという、小津安二郎本人が映画の中で描いた日本の男の姿そのものです。

しかし幼児性がそうさせたのではないことは次の名言から伺い知れます。

贅沢はするものだ、心を満たすから。その場所にいく、その人に会う、そのすべてが食事に含まれる

小津安二郎はずいぶん若い時からハリウッド映画に夢中になっていたそうです。

きっとハリウッド映画は小津安二郎にとって贅沢で心を満たしたのでしょう。「そのへんの映画」じゃダメだったんです。

ところで氷河期世代民は他の世代と比べてセコいことで知られています(?)

贅沢は敵だ」という大昔のプロパガンダを今だに信望そている人もいるとかいないとか。

つまり贅沢と無駄遣いの違いがよくわかってないのだと思います。

ただでさえ幼児性という無邪気な狂気で他人を苦しめてきた日本の男たちです。

それに加えてケチでセコくてもうどうしょもない氷河期世代の私たちはどうしたらいいのでしょう。

そのための小津安二郎の言葉です。

 生き残りを賭けた私たちが問うべきことはただひとつ。

「私の心を満たすものは何か?」

その問いに答えられて初めてなケチでセコイ自分から脱却できるはずです。

きっと私たちにも、うなぎや映画に変わる、心を満たすサムシングがあるはずです。

最後に空欄問題として出題しておきますので、各自取り組んでみてくださいよ。

 

【問題1】次の設問の空欄を埋めよ。

 

贅沢はするものだ

心を満たすから

その場所にいく

その人に会う

そのすべてが_____に含まれる 

 

小津安二郎の映画を見た現代人が感じたこと。

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近所に馴染みの古美術店がある。

ご主人が選んだ美しき品々がひとつづつ丁寧に置かれている小粋なお店だ。

そしてこのお店は通りすがりの外国人が実によくふらっと訪れてくる。

その理由は店の外に貼ってある一枚のポートレイトに吸い寄せられているのだ。いったい誰のポートレイトかというとそれは昭和時代の映画監督、小津安二郎だ。

小津安二郎が映画に反映させたもの

映画はいつの時代も当時の価値観が色濃く反映されている。

いわゆる小津調が確立した戦後の作品のストーリーは年頃の娘の嫁入り話がほとんどだ。

身近なおじさんおばさんたちがよってたかって他人の娘の縁談に介入してくるという戦後の価値観が全面に出ている。

当時は戦後5年ほどたったばかり。ようやく平和が安定してきた頃だろう。

平和に対する価値は当時の人たちと私たちとではまったく違う。戦時中ずっと死が近くにあった環境に生きた人たちにとって「縁談のお世話をやく」ことは、やっと平和になったことを実感できることだったのかもしれない。

それが当時の観客たちが良いと思ったポイントだったかもしれない。

しかし現代の我々からしてみるとそのポイントは別のところに移っている。

例えば私の場合、あの古き良き時代の風景、俳優陣の衣装やことば使いなどから伺える文化と変貌ぶり、つまり当時と現代の「ギャップ萌え」を楽しんでいる。

これはほとんど日本のことを知らない外国人の視点にも似た感覚だと思う。

だとしたらその外国人も案外我々と同じ視点で映画を楽しんでいるのかもしれない。

小津安二郎はサディスティックだったのかもしれない

もちろん小津映画の魅力はそれだけではない。

戦後の小津映画のストーリーはほとんどワンパターンで時々タイトルと内容が混同するくらい似たり寄ったりしている。しかしそのワンパターンの中に小津安二郎の様式美が表されている。

小津映画のヒロインは清く正しく美しい日本の女性たちだ。

彼女たちは明るく元気に朗らかに人生を謳歌している。

ところがある時点で彼女たちを悩ませる出来事が起こる。

ずっと笑っていた彼女たちの表情が陰り苦しむ。

その姿がまた美しい。

小津安二郎は女優に対してわりとサディスティックな人だったのではないかと思わずにいられない。

美しきものは負荷を与えることでさらに美しくなるということを知っていたのかもしれない。

まとめ

さて冒頭に紹介した古美術店。実は小津安二郎監督との縁は浅くない。

なぜなら先代のご主人は小津映画のスタッフのひとりだったからだ。

"美術工芸品考撰"がその役割で、映画に登場する器、絵画、掛け軸など美術品の提供やアドバイスを担った人物である。

現在のお店の中に入るとご主人の席の上あたりに屋号が彫られた看板がかけてある。そんなに大きくはない。

だがこれは小津監督からの贈り物なのだ。重みが違う。

最後に、小津映画を原語で鑑賞できる幸せは日本人としての特権だということをお忘れなく。

東京でアートを愉しむための通な情報6選

【レベル1】前売り券を買っておく
お目当ての展覧会があるのであればあらかじめ前売券を買っておきましょう。当日券より数百円安いです。
当たり前のように思うかもそれませんが、意外とそうでもありません。
大型の展覧会だと現場で当日券を買うために行列に並んでいる光景をよく見ます。
並んでも並ばなくても見るものは同じなのに時間もお金も少しずつソンしているなあと思います。
並んでいる時間があるなら近くの金券ショップで買ってきてさっさと入場した方がよほどいい。
正規の前売り券より格安な場合もあるのですから。
かけないと決めてしまえばいくらでもかけずに済む方法が実はあります。
もちろん楽しむことができます。お金がかかるのは当たり前という考え方だと、なかなか別の考えが思いつかないものです。

【レベル2】割引券を携帯しておく
美術館にはよその展覧会のチラシなどがおかれていますが、その中に割引券も含まれています。
使う使わないかは別として持っていて損はないでしょう。私もいざという時に役に立ったことがあります。
そのためには、常に財布などに忍ばせておくことをオススメします。
忘れやすいので注意が必要です。

【レベル3】プレゼントに応募する
展覧会のチケットは実は有り余っています。だから色んなところでプレゼントされているのです。
特に展覧会の主催をしている新聞社などがウェブサイトでチケットプレゼントを実施しています。
でも当選するためにはそこそこの文章スキルが必要です。
ヒントは主催社側の視点で思いをめぐらせてみることです。
展覧会に興味があって、実際に来てくれそうかどうかが判断基準だとしたら、今回の展覧会が、自分にとってどんな意味があるのかをわかってもらえるような内容にするべきです。
ただいきたいいきたいだけの人を選ぼうとはしないはずですから。
さらに自宅から距離的に近い所に位置する展覧会も狙い目です。
例えば同じく展覧会を楽しみにらしている人でも、遠方の人より近場の人の方が来てくれそうだと判断してしまうのは当然だからです。

【レベル4】ぐるっとパスを買う
首都圏の美術館めぐりに重宝する最強ツールです。
展覧会に2、3回行けばすぐに元がとれる価格なので、迷わずに手に入れるべきでしょう。
それにしてもこのぐるっとパスはとても使い勝手がよくできています。
首都圏の主な美術館が参加しているので、せっかくだからいってみようというモチベーションになります。
それによって行動範囲やアート体験が一気に広がります。
訪れた美術館で特性のスタンプを集める楽しみもあります。参加している美術館で購入できますが、少しでも安く手に入れたいのであれば別の方法もあります。
例えば、勤めている会社の福利厚生の一環として、あるいは自分が契約している企業の何らかのサービスの一環として、ぐるっとパスが割引で買える場合があります。
ぐるっとパス 割引」で検索してみましょう。
注意点もあります。
施設によっては、入場無料と入場割引が分かれていたりします。
同じ施設でも常設展は無料、特別展は割引となっていることもあるので気をつけましょう。
もうひとつは有効期限です。
買った日からではなくて使った日から2カ月間が有効期間なので、どの美術館でどんな展覧会があるのかを調べてから購入するのが賢明です。

【レベル5】付加価値を追求する
美術館ではよくイベントを開催しています。
学芸員によるトークだったり、参加型のワークショップだったり、あるいはクラシック演奏会だったり、基本的にそれらのイベントは入場してしまえば無料で観れるものばかり。
どうせいくならそういった付加価値もプラスして、美術鑑賞めぐりの満足度を上げていきましょう。
情報収集は美術館のsnsはもちろんのこと、アートブロガーの個人アカウトも重要な情報源になります。
まずは片っ端からチェックしていきましょう。そのうち自分の好みにあったものだけが選別されていくので、情報の質も上がっていきます。
ところで美術館には年に数回無料観覧日というものがあります。
この日はぜひとも活用したいところですが、絶対に注意しなければならないのは、高齢者だけの無料観覧日です。
基本的には平日に設定されているのですが、たまたまこの日に来てしまったら最後、とてもまともなアート鑑賞なんてできません。

【レベル6】交通手段の選択肢を広げる
美術館に行くといういうことは、なんらかの交通手段を使わなければなりません。
当然交通費というコストがかかってきます。
ましてや美術館めぐりをすればするほど、そのコストはかさんできます。
最近では、スイカとかパスモのようなicカードが主流なので、交通費を払っていることすら実感できていません。
いくらお得に美術鑑賞をしていたとしても、この交通費というのは意外と盲点なのです。
私が実際にやっていることは場所によって移動手段を3つに使い分けています。

①電車
②自転車
③徒歩

①の場合でもコスト削減は忘れません。
何件か回るのであれば、地下鉄の24時間券がオススメです。
600円で24時間乗り放題なので、ぐるっとパスとセットで使うと、バリアフリー感覚でアート鑑賞を楽しめます。
②は私のメインの移動手段です。
自転車で1時間圏内に立地する施設であれば、どこにでも行っています。
移動の途中で気になったとろにふらっと寄れるのも気楽でいいものです。
ただ、自転車を最大限に活用するには、美術館が多く点在している都心に住んでいることが条件になるかもしれません。
③に関していうと、私は以前からよく歩く習慣があったので、自分には向いている手段だと思っています。
自由な感じでいったら自転車よりもずっと自由です。(自転車は駐論場所を常に気にしておかなけばなりません)
しかし、これも徒歩圏内に美術館があるという前提なので、みんなにオススメできるわけではありません。
それでも①と組み合わせることだったらできると思います。
旅行の時のように移動は電車、現地では徒歩散策のような感覚です。 

藝大卒展

パブリックアート

パブリックアート

岡本太郎

明治神宮

杉本博司

 

読者好きはみんなやってる図書館のコスパ最強活用術

図書館。

「あんまり興味のない時代遅れの本や、子供向けの絵本とかたくさんあるよね」

「受験とか資格の勉強をしに行くところでしょ」

そんなイメージのせいで足が遠のいてる人、結構います。

しかし今の図書館はそんな場所ではありません。

使い方次第では私たちの生活の質を劇的に変えることだってできます。

さっそく図書館のイメージを最新バージョンにアップデートしていきましょう。

図書館に読みたい本が置いてない理由

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図書館のリソースを活用しない理由はなし

まずは私が図書館のヘビーユーザーになるきっかけから。

私はある作家のベストセラー本を読みたいと思い図書館にに行きました。

しかし目当ての本は図書館の本棚にはありませんでした。

あるのは一昔前の本ばかり。

しかしそのときは、その場にあった蔵書検索用のPCがあることに気づき、試しに検索してみました。

すると、なんと最新刊もちゃんと入っていたのです。

つまり人気のある本はそもそも本棚に置かれる間も無く利用者間で絶え間なく流通していたのです。

どおりで図書館に読みたい本が置いてないとずっと思い込んでいたわけです。

図書館はちゃんとみんなが読みたい本を用意しています。

さらにうれしいことに図書館にない本はリクエストできます。

この制度を利用すれば読みたい本はたいてい手配してもらえます。

図書館同士のネットワークを活かして話題のベストセラーからニッチな雑誌までロングテールな品揃えなのです。

しかしながら人気の本はかなり待ち期間が長くてすぐに読めないということもおります。

例えば村上春樹のような作家の新作は半年ほど待つことになります。

別にすぐに読まなくてもいいやと思っていれば、順番がくるまで他の読みたい本を読んでいたらいいと思います。

忘れた頃に村上春樹の新作がやってきます。

とはいえ少しでも早く読みたいと思えば、複数の図書館に予約登録しておくことをおすすめします。

同じ本でも図書館によってウェイティングリストの長さが違うからです。

ポイント

  • 図書館に読みたい本はある。
  • 新作は複数の図書館に予約する。

図書館は本との出会いの場

本には古今東西ありとあらゆる情報が書かれています。

著者が何年もかけて経験したことを読書はまとめて追体験すことができるのが本というメディアの凄いところであり読書の醍醐味と言えます。

読書はとにかくコスパがめちゃくちゃいいのです。

図書館ではそれを無料で読めるのです。

だからといって本に馴染のない人は本は読まないと思います。

これは「出会い」と「マッチング」の問題だからだと思っています。

私は10代の頃から読書が好きでしたがそれはたまたま面白い本に出会った経験があるからです。

本を読まない人はその出会いの経験がないまま今に至っているだけでしょう。

ふとしたきっかけは人生において常に大切だと感じます。

そもそも図書館には図書館司書という有資格者の人たちによって、膨大な蔵書をあたかもGoogleのようにインデックス化されて本棚に整頓されています。

さらにテーマによって本同士の関連性わかりやすくキュレーションしてくれている場合もあります。

まさに本との出会いの場でありマッチングの場を演出してくれているのです。

図書館通いのちょっとしたお得なお楽しみがあります。

それはたまにリサイクル本が放出されているのですが、その全てがお持ち帰り自由なのです。

しかもけっこう良書が多かったりします。

ただし、あくまでリサイクル本の名目なので「テンバイ」できませんよ。

くれぐれもよろしくお願いします。 

 

図書館利用で可処分所得を守る

基本的に図書館は公的な施設です。

つまり運営には税金が使われています。となると図書館の本は納税者である我々のものでもあるといえなくもない。

私の考えでは図書館にあるはずの本を本屋で買うということは消費税も払うので二重課税のようなものです。

当然、大切な可処分所得も減ります。

かつて私は会社帰りに古本のチェーン店に立ち寄ってはちょくちょく本を買っていました。

今となっては仕事終わりの息抜き的な感じだったのだと思います。

古本ですからそんなに高いわけではありません。

しかしそれを何度も繰り返すたびに私の可処分所得はじりじりと削られていったのでした。

その後、古本屋通いから図書館通いに変えましたが私のニーズはそのまま満たされました。

しかも可処分所得が削られることもありません。

可処分所得を守ることこそ、図書館利用の最大のメリットだと思います。

そして図書館は読書習慣をつくる場所としても活用できます。

読書習慣についてはあの世界一の投資家もその大きなメリットを説いています。

詳しくはこちらからどうぞ。

ikenohatazo.hatenablog.jp

 

 

 

くわしくは

 

老後資金だけじゃない老後の趣味について真剣に考えてみる。

趣味とは?老後とは?

かつて尊敬していた小説家の書いた本に【無趣味のすすめ】というのがありました。

一度読んだきり再読していないので記憶は不確かですが小説家の結論はこうでした。

「盆栽じゃなくて仕事を趣味にしろ。」

今の日本人で仕事が趣味だと言える人はどれだけいるのでしょうか?

それに盆栽を昔のイメージのまま捉えすぎています。

今や盆栽は数少ない世界的競争力の高い国産コンテンツのひとつになっています。

全体的に、認識がずれまくっているんだよなあ。

とはいえ無趣味の人は仕事でもしてないと暇過ぎて時間がつぶせなさそうだということは分かります。

私も長年無趣味でした。

無趣味だと休みの日がとにかく虚しくなりがちです。

無趣味ゆえ夕方くらいまでダラダラ、「休日感」を出すために近くの公園あるいは繁華街をあてもなく徘徊、不毛な時間を過ごすことがしばしばありました。

世の中の多くの人は普段仕事をしているので、無趣味であることの危機感を感じずに過ごせています。

しかし無趣味とは習慣のようなもので長く放置しておくことで生じる問題もあります。

一番問題なのは、好奇心の減退です。

好奇心がなければ何ごとにも興味を持つことはありません。

何にも興味がないゆえ自分から動こうということもしなくなります。

垂れ流しのモノやコトで暇つぶしをしていく人生となります。

趣味のヒント "誰からも頼まれてないのに気づけば夢中になってやっていること"

しかし趣味は無理して持つものではありません。

なぜなら趣味とは、好奇心があってのものだからです。

つまり興味があるものに出会った結果が趣味になるのではないでしょうか。

そしてついに私も興味があることに出会いました。

それは「陶片採集」。
きっかけは鎌倉へ遊びに行った時のこと。

浜辺を歩いているとやたら噐のかけらが落ちています。

その時はそれ以上気にも止めませんでしたが、しばらくして都内の美術館に行った時のことでした、

展示室の片隅に器のかけらが綺麗に展示されています。

採取地は「材木座」とありました。

つまり'鎌倉の海岸です。

私は鎌倉の砂浜で見た器のかけらを思い出しました

この瞬間、私の中で好奇心が稼働しました。

調べてみると鎌倉時代の鎌倉には日本最古の港があり中国との貿易が盛んに行われていたという。

その貿易品の中には陶磁器も大量に含まれていて、破片が今でも鎌倉の浜辺に散らばっているというのです。

つまり私が鎌倉の浜辺で見たかけらは鎌倉時代の陶片だった可能性が急浮上してきたのです。

この事実を知った私はすぐに陶片採取の鎌倉行き日程を決めました。
当日は始発で鎌倉に向かい、まずはツルガオカハチマングウに参拝。
そこからまっすぐ歩いて目的地にたどり着きました。

砂浜を見渡すとたくさんの陶片が散らばっていることが見えてきます。

その時すでに陶片群たちは私の目にはお宝同然に映っています。

それからはもう無我夢中になって陶片採取に明け暮れました。

朝8時から途中おにぎりとコーヒーでランチを済まし夕方5時までぶっ続け。

それは私がこれまで経験したどんなことよりも楽しい8時間労働だったからです。

陶片を詰め込んだリュックの重さは数十キロになっていたはずです。

でもその重さもうれしく感じてきます。

好奇心が満たされる喜びといったらそりゃもう最高です。

趣味があることのメリットを知っておきましょう

それ以来このエピソードは、コミュニケーションネタとしても活用しています。

例えば、陶片のことは鎌倉在住の人でも意外と知られていないことらしいので、話に興味を持ってくれることがよくあります。

あるいは初対面の人との会話に糸口に趣味の話は無難ですが、"陶片採取"という奇妙な趣味を自己開示することでコミュニケーションが思いもよらない方向にいくこともあっておもしろい。

好奇心を満たす趣味は、自分だけのオリジナルコンテンツだと言えます。

無趣味人間はこの自分だけのコンテンツが持ちようもありません。

仕事をしているうちは言い訳できますけど、何らかの事情で仕事が無くなったとき、無趣味人間は誰からも思い出してもらえません。

なぜなら人間関係のほぼすべてが仕事としかつながっていなかったからです。

仕事から離れた無趣味人間は限りなく無価値人間と同じとみなされ、その結果とても嫌な目に合うことだってあります。

【参考記事】仕事を辞めた時にわかる自分の価値と世にも残酷なお知らせ

もしも“盆栽“とつながっていたなら盆栽仲間から思い出してもらえただろうに。

みなさんは今何とつながっていますか?

年金問題に騒ぎすぎて見過ごされている老後の“無趣味問題”

老後のお金が足りなくなるかもという不安が煽られています。

しかしこの件は、対処方法が分かればわりと簡単に方のつく案件です。

  1. 毎月の生活費を完全に把握する
  2. つみたてNISAとiDeCoで資産運用する

毎月の生活費を把握するということは、これだけお金があればOKという適量を知ることです。

みんあが不安に感じているのは、いくらあったらいいのかが分かっていないからです。

まずは適量を把握すること。

話はそれからです。

つみたてNISAとiDeCoに進む準備を大至急整えてください。

ニンテンドー世代が思わずときめく使えるファミコンネタ3選

かつて日本の「いい時代」とされている80年代は当時の少年達にとってもまた「いい時代」でした。
ニンテンドーファミコンその象徴でした。

ファミコンを中心に生活を送っていたのが今の40代男子です。

40代男子に興味がなくても、いつか

裏技にときめく

「ファミマリーコンピュータマガジン」通称、「ファミマガ」。
80年代キッズが毎月貪るように精読していた"御用達雑誌"です。
コンビニのファミマとほぼ同じ発音のため、"ファミマが云々"というコンテクストで話されるのを聞くたびに一瞬ときめくことがあります。
全盛期には100万部近くの発行部数があったそう。
まず真っ先に見るお楽しみは「裏技特集」じゃなかったですか?
やってみた裏技を数えあげたらキリがないけど、裏技の宝庫スーパーマリオブラザーズ(以下:スーマリ)の裏技をひとつふたつを回想してみると、ひとつはあれだな、「変な面(ステージ)」になるやつ。
手順はまず、
ファミコン本体のスイッチを切らずに「スーマリ」カセットを引き抜く。
次にぜんぜん違うカセットをセットして、数秒プレイした後そのまま引き抜く。
再度「スーマリ」をセット。
以上、随分とガサツな方法ですが、こうすると誰もみた事のない面が展開されて、我々80'sキッズば狂喜乱舞してました。
そういえば「キンタマリオ」というのもありましたね。
マリオを地下の面の天井に登らせて、保有コインのアイコンにかぶらせ十字キーの「下」をプッシュすると、マリオがしゃがみます。
すると金色のコインがマリオの股で光るというくだらない裏技です。
でも今になって思うのは、こんな低級裏技のほうが、なぜか印象に残っているものなんですよね。

高橋名人」に憧れる

間違いなくスーパースターでした。
そして「名人」といえば全国の少年たちが震撼した、あの大事件を忘れることはできません。
ひとつは高橋名人vs.毛利名人
詳しい経緯は覚えていませんが、当時のファミコン界の双璧による世紀の対決が、少年達のバイブルコロコロコミックで発表されたのです。
その後コロコロ誌は毎月両名人の動向を随時報告して、読者のテンションを上げていきました。
ちなみに私が誌面の内容で今覚えているのは、高橋名人がスイカを粉々に破壊していた写真だけです。
で、決戦場所は青山こどもの城
地方在住の少年にとっては途方もない、夢のような場所でした。
でも大人になってからは、青山通り面した「こどもの城」の前を何度も通りすぎています。
数十年前にあったことの結末がどうなったのか、私は実は知りません。
そして
衝撃的だったのはむしろこちらの方でしょう。
言わずと知れた高橋名人16連射偽証疑惑事件」です。
これも突然降って湧いて出てきたようなスキャンダルでしたが、80'sキッズたちにとっては計り知れないディープインパクトでした。
全国の小学校の各クラス単位で代表者をひとりを選出。
そいつが「ハドソン本社」へ電話をして事の真相を確かめるということをやってました。
とにかくハドソン社に小学生からの問い合せ電話が殺到したらしいことはたしか。
でも結局真相はわからず、この案件はいまだ未解決のままなのです。

16連射超え」を競う

ファミコン本体に接続できる派生商品もたくさんありました。
例えば、当時の高橋名人の影響力は絶大だったので、その名人が愛用していたジョイスティック」はマスト。
文字通り平面にボタンがあるのではなくスティックタイプのコントローラー。黄色いボディと黒いスティックがクールでした。その後名人の16連射が簡単に再現できるということで「ジョイカードで「ジョイカード」」という16連射機能が標準装備されたツールが登場。
それを使って「スタソルスターソルジャー: シューティングゲームの名作。バイ、ハドソン。)」やった時はあまりの16連射体験に感動しました。
でもすぐに慣れてしまいましたけど。
16連射といえば、自分の連射スキルが測定できる「シューティングウオッチ」(シュウォッチ)」ってやつも大人気でした。
やがて16連射以上を追求することが目的化していき「打つ」から「こすり」など の様々な手法が開発され、人類はついに20連射以上まで到達したんじゃなかったかな。
どうでもいいことですが。

すべてはファミコンから始まった

時が過ぎて、21世紀は素晴らしい世界になりました。
なぜならSNS高橋名人と直接つながることができるようになったからです。
子どもの頃の夢がいとも簡単に叶ってしまうんですからすごいことです。
そんな子供のころの記憶にアクセスできるツールがファミコンです。
あの頃はあってあたりまえの存在で文字通りの"ファミリー"でした。
今見ると赤と白のデザインが美しい。
ほとんど「重要文化財」レベルです。

バックトゥーザフューチャー、ET、グーニーズ、80's私を作ったアメリカ映画3選

バック・トゥ・ザ・フューチャー』ドク役の人@東京

この映画にはタイム・マシンが登場します。日本人としてはドラえもんのお座敷タイプがお馴染みですが、タイムマシンのグローバルスタンダードといえば、やはりドク博士が発明したデロリアンをおいて他はないでしょう。

ところで、私的に胸熱なことがつい最近(2019年)ありまして。

私のよくいく都内の古美術店になぜかドク博士役の俳優さんの直筆サインが飾ってあったのを発見したのです!

店の人に話を聞くと、どうやら来日の際にふらっと立ち寄ったそう。とっても気さくな人!(2019年のこと)

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大人気だったマイケル・J・ファックス。日本でもしこたま稼いだ。

『E.T』のあの名シーンが生み出すすごい一体感は何?

大人が出てこない映画。というか出てくるんだけどその顔はいっさい写してないんですよね。

そういえば、こどもの頃って目の前のことに夢中で、大人のことなんて全然視界に入ってなかったもしれません。大人の論理で動いてないだけで、子供なりにちゃんとあれこれ考えてたと思う。『E.T』を観てそんなかすかな記憶を思い出しました。

私は基本的に映画はひとり自宅で観るスタイルですが、『E.T』屈指の名場面である“自転車で空飛ぶシーン“の感動はみんなと分かち合うべきだと思いました。

以前都内の大きな公園で野外シネマイベントが開催されたことがあったのですが、その時にかかっていたのが『ET』でした。

あのシーンに差し掛かるると、待ってましたとばかりに拍手喝采が沸き起こったのを覚えています。それはそれはすごい一体感で、いわゆる“応援上映“向き映画の元祖かと。

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もし邦題をつけるとしたら『指と指』。

『ザ・グーニーズ

ハリウッド映画の冒険モノなら「インディ・ジョーンズ」より「グーニーズ」の方が好きです。

大学教授のおじさんと金髪美女の冒険なんかより、ぶっ飛んだスペックを持ったキッズ達の活躍の方が断然盛り上がります。

盛り上がるといえこの映画のテーマ曲。シンディ・ローパーグーニーズはグッド・イナフ』!
あのイントロが流れてくると、ある特定の世代の人たちは未だにワクワクが止まらなくなってくるという良き時代のアンセムです。

ちなみに、日本ではファミコンのゲームになったグーニーズのテーマ曲が、ピコピコしてて泣けるほどイイ!! →『グーニーズはグッドイナフ』ピコピコバージョン

《おわり》

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海に浮かぶ海賊船の映像が子供心に衝撃的。